人口統計ダッシュボード

日本の公的データ(e-Stat 国勢調査)を取得→クレンジング→精製したデータ基盤のデモ。 粒度の異なる2種類のデータセットがあり、それぞれ見せ方を変えている。

  • マクロ(都道府県粒度・長期): 全国・都道府県のスケールで、一世紀(1920年〜)の長期系列を俯瞰する
  • ミクロ(市区町村粒度・近年): 合併畳み込み済みとなっており、旧市町村の境界変更をまたいで連続比較できる(遡れるのは 1980年 まで)。サンプル市(印西市) に絞って確認する

各データセットは、粒度を段階的に下げながら 全国 → 都道府県 → サンプル市(印西市) の順に見ていく。
下表で、何が・どんな粒度で・どの期間のデータが入っているかを確認できる。


収録データ

データセット 説明 都道府県
(俯瞰・長期)
市区町村
(詳細・近年)
人口 男女別人口 1920〜2025 1980〜2025
年齢構成(3区分) 3区分別人口・高齢化率 1920〜2020 1980〜2020
年齢構成(5歳階級) 5歳階級×男女別人口・人口ピラミッド 1920〜2020 1980〜2020
昼夜間人口 夜間(常住地)/昼間(従業地・通学地) 1990〜2020 1990〜2020
世帯 世帯種類別 世帯数・平均世帯人員 1960〜2020 —
家族類型 家族類型(16区分)別・単独世帯割合 1995〜2020 —
労働力 労働力状態別・労働力率・完全失業率 1950〜2020 —
産業 産業大分類別・産業構成比 1995〜2020 —
職業 職業大分類別・職業構成比 1950〜2020 —

別途、サンプル市(印西市)に着目した複数データセット横断の読み解きを 印西市ケーススタディ にまとめている。

「市区町村粒度」の範囲について: 本データ基盤の最小粒度(葉)は市区町村=市・町・村・東京特別区であり、これより細かい単位(町丁目・大字・字などの小地域やメッシュ)は収録していない。したがって「印西市」は葉そのもので、市内の内訳データは持たない。町・村はどの市にも属さない独立した基礎自治体(例:印西市に隣接する千葉県印旛郡の栄町・酒々井町)で、市と対等な1ユニットとして個別に持つ。なお政令指定都市は市単位で1つとして扱い(行政区には分割しない)、東京23特別区はそれぞれ独立自治体として個別に持つ。

1945年(昭和20年)調査について: 本来は国勢調査の実施年(5年周期)だが、終戦直後の混乱で通常の国勢調査は実施できず、代わりに同年11月1日現在で簡易な「人口調査」が行われた(食糧配給など戦後行政の緊急需要に対応するもので、調査事項も限定的)。 沖縄県は米軍統治下で調査できず対象外などの制約があり、他の国勢調査年と厳密には連続しない点に注意。 なお中断を補うため2年後の1947年(昭和22年)に臨時の国勢調査(第6回)が実施され、産業・職業などを含む本格的な調査事項に戻った。 本ダッシュボードでは都道府県の長期系列(人口・年齢構成 3区分/5歳階級・いずれも1920〜2020)にこの1945年時点が含まれる。

2025年(令和7年)国勢調査について: 2025年は現時点で速報値(人口速報集計=男女別総人口のみ)しか公表されていない。 本ダッシュボードでは人口の図には2025速報も表示し「※速報」で明示する。 一方、年齢構成・昼夜間人口は2025が未公表のため各図は従来どおり(年齢構成 1920〜2020/昼夜間 1990〜2020)=あるデータだけを素直に見せる方針。 速報はパイプライン出力側で来歴列 data_status='preliminary' を付けて確定と区別・先行収録済み(確定が出れば統合する)。


一世紀分の全国人口推移

全体像として、全国総人口は一世紀で 約5,600万人(1920年)→ 約1億2,806万人(2010年)へ倍増 し、その 2010年をピークに減少局面 へ入った(都道府県の長期系列を全県合計=1920〜2020+2025速報)。

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※ 末尾の2025年は速報値(人口速報集計)。2020年までは確定値。1945年は簡易な人口調査(沖縄県を含まない等)のため前後と厳密には連続しない。


このダッシュボードの公開範囲

デモとして公開する粒度は 都道府県まで+サンプル市(千葉県印西市) としている。
元データは市区町村粒度だが、各ページのクエリは県集計・サンプル市のみを対象にしている。
(Evidence はクエリ結果を静的ビルドへ同梱するため、公開範囲=クエリ範囲そのものになる)

  • データソース: apps/pipeline が出力した SQLite(data/processed/*.sqlite、非コミット)
  • コードは公開・データは非コミット。商用利用可能なソース(e-Stat 等)に限定。

すべてのデータは政府統計の総合窓口(e-Stat)の国勢調査を加工して作成している。データセット別の詳細な出典は 出典・ライセンス を参照。


ソースコード:github.com/okmethod/data-forge(コードのみ公開・データは非コミット)